携帯電話の遍歴

自分用のメモ兼用。

シティフォンmovaに比べると安かったのと行動範囲から十分だった。機種も安かったというか0円だったような記憶がある。同じようにシティフォンを使っている友人も数人いた。下半分くらいがフラップカバーになっていてキーを押し間違えないようになっていた。2つ折りはまだ一般的ではなく、フラップのは過渡期の産物と思われる。軽かった。メールもネットもなく本当に持ち歩く電話というイメージで使っていたような。ショートメールの機能くらいはあったんだっけかな。

  • au C406S

KDD系列のがまとまってauになりサービスが本格化した印象。他社に先駆けて学割が始まったので喜び勇んで加入した。同様に学割のためにauという友人は多かった。VodafonePHSの利用者もそれなりにいたけど、料金が高かったからかdocomoユーザは周りに少なかったな。C406Sはソニーの着せ替え携帯。改めてサイズを見ると厚さはあるし結構大きいはずだが、折りたたみでカーブのラインが手に良くフィットして非常に持ちやすかった。黒モデルはキーライトがオレンジでかっこよく、とても好きなデザインだった。日本語入力のPOBOXは優秀で、先進的な予測変換も備えていて、また変換時のジョグボタンが素晴らしかった。そういえばこの頃はまだカメラがなかったし、アンテナが出っ張っていた。メールは使っていたはず。待ち合わせとか非常に楽になって、もはや携帯電話は必需品となっていた。

ソニー着せ替え携帯の新機種でauのトップモデルのA5xxxシリーズ。直線的になり、角の丸みはあったものの持ちにくくなってしまった。重いし406Sとはもはや別物。カメラが搭載されたけどコンデジに比べても画質は大幅に劣るし、メール用に限るものだった。カメラがなぜか回転する構造で自分撮りしやすい仕様だったが、構造上埃が入りまくった。ジョグとPOBOXの使い勝手は変わらず素晴らしかったが、質感などそんなに気に入ったものではなかった。

デザイン、カラー共に素晴らしかった。ペンギン可愛い。オレンジが鮮烈で、手に取った時に厚さがちょうどよい具合に薄く感じられ、購入に踏み切った。ちょっと重さはあったかな。この頃からアンテナは内蔵で出っ張らなくなり、非常にすっきりした見た目になった。電池切れ寸前でも電波オフで粘るとかいう仕様があったような。ここからEZwebで専用サイトだけでなくPCサイトも見られるようになったと記憶している。パケホーダイプランに加入。自宅のPCにVNC入れて携帯でVNC使って接続するとか無茶をしていた。

ワンセグ搭載と本体カラーのオレンジに惹かれて購入。W41CAに比べると大きくて重かった。液晶の画質はワンセグ再生に対応した高画質なモノになり、見た目は良かった。エロゲのムービーをエンコードして再生できるぎりぎりの高画質を追求して遊んでいた。みらろまベンチマークにしていたが、高速ムービーでなかなか厳しかった。表面の質感とサブディスプレイも良かったな。この機種もVNC入れてたけど、この先BREWの仕様変更などで開発打ち切られてしまい、アプリはずいぶん変わってしまうことに。

ソニエリが久々にジョグ搭載の着せ替え携帯を出したというので端末のみ未使用中古を購入。W41CAに近い大きさで、少し曲線的で持ちやすさは抜群。肝心のジョグボタンは小さくなってとても押したり回したりしにくくなってしまった。ゴリゴリ回せたのが良かったのに、とりあえず載せましたみたいになってしまい、期待外れなものだった。アプリの操作に対応して十字キーを付けたのは仕方ないのだろうけど本当に惜しい。あとソニーなので外部メモリがメモリースティックなのがいただけない。

NMPでiPhoneを買うことにしたけど、メールや電話の使い勝手が悪そうだったので、ガラケーも買うことにした。ここからガラケースマホの2台持ち体制に。シンプルプラン月額980円と新規0円の機種でベルトのついたケータイというNS01を購入した。ガラケーおサイフケータイとかEdy使えるし、通話とメールだけなら待ち受けも含めて長時間使えるというメリットがあるので、使い分けることのメリットはそれなりに大きい。もちろんその分の維持費はかかるけど月に1500円くらいと思えば。さて、この機種はベルトが非常によろしく引っかけて持つと落とすこともないし、形状も全ての角が丸くなっていて厚みも適当、表面がマット処理されているのでぬるぬるせず、大きさは手に絶妙にフィットする。C406S以来のフィット感で(W41CAは角はシャープだった)、これ以上の持ちやすさの端末はないかもしれないので、サービス終わるまで使い続ける気がする。もうガラケーに関しては技術的な新要素は投入されないだろうし、サービスも更新されず現状維持されるだけなので買い換える動機が生じないと思われる。同デザインのmisoraでもいいけどあちらはベルトなしなのよね。予備に何台か押さえておきたいがWINはいつまでサービスするのかだけ不安。予備機という意味ではW53Sはまだ持ってるわけだが、新品で手に入るなら逆に多少高くても良いと思えるくらいの端末。

ここからスマートフォンに。MNPで一括購入だとキャッシュバックもあった。なんだかんだで使いやすいところと使いにくいところが混在した端末だった。過渡期の産物というべきか、登録とかPC利用前提なのにPCとの親和性が高くない。MAC使いなら問題ないのかもしれないが、Windowsとはあまり相性がよろしくないと思う。まだGmail使う人があまり多くなくて、キャリアメールは使いにくいという状況だったのでメールのやり取りの為にはあまり使わなかった。PCで見てるメールの閲覧用には問題なかったが、Yahooとかは使いにくかったな。Softbankの回線がひどく、ちょっと出かけると圏外のエリアに遭遇するというのに耐え難く、auガラケーが活躍する場面が多かった。iOSの追加機能に対応できないものが増えてアップデートするメリットがなくなるので、毎年買い替えるくらいのつもりでないとiPhoneは使えないかもと思った。Appleは旧製品を見切るのが早いと思う。買った金額と同じくらいで中古で売れた。

Softbankの回線のひどさに耐えられず、またiPhone自体も動作が重く使い勝手の良いものではなかったのでAndroidに移行。2年待たずにauに出戻った。WiMAXを利用できることもあって通信には満足だった。ただ内蔵メモリが少なく、アプリを複数入れられない(このときはまだ外部カードに移せるものが少なかった)のとメモリ不足で挙動が不安定になることが多かった。物自体は悪くないけど、スマホにしてから技術の進み方に端末を2年使うのが難しいなと感じた。auの回線は3Gでも200kB/sくらいは出ることが多く、WiMAXも繋がればとても安定していた。回線に関してはauがトップだと思った、自分の行動範囲では。

現在の利用機種。発売から半年経っておらず、MNPで一括24800円と毎月4400円の割引というので買い換え。スマホの画面の大型化の始まりの時期で当時他の機種にはない画面の大きさは魅力だった。今では大半の機種が5インチクラスだし、タブレットも普及しているけど。タブレットを別に持つならスマホは4インチもあれば十分と思っているが、その頃はNexus7とかKindle Fireとかまだ出ていなかったので、タブレット端末と言えば4万くらいがザラだった。この端末そのものはそれほど悪くないと思うが、docomo独自の消せないアプリが勝手に動いているのが問題。気付くと電話帳がバッテリーを消費している。またdocomoの回線は優秀ではなく、カバーするエリアは広いのかもしれないが、都心部ではすぐに輻輳で回線速度がガタ落ちするか接続不能になる。また、docomo Wifiがソフトウェアのせいで非常に利用しにくい。エリア内の自動ログインくらいはできて良いと思うが。そろそろスペック的にきついところも出てきた気がするけど、定期的に端末リセットしてアプリ見直せばどうにかなる気もする。次はまたauかもなぁと思ってるけど半年後の製品はわからないな。