テントを試しに栃木まで

どこかでテントとシュラフを試しておきたいっていうのがあったので、空の開けたところでキャンプすることに決めていた。九十九里と迷ったのだけど、九十九里の方が温暖で天候は安定しないようだったので栃木の下野市の蔓巻公園オートキャンプ場。市営で一泊2000円という値段が非常に良心的。本当は日光の先まで行けばかなり空が澄んでくるのは分かってたのだけど、そっちまで行くと路面凍結してそうだし、バスの移動も長くなるので今回はあきらめた。というか、結局雨が降ってたので電車で行った。京浜東北から宇都宮線で安いし2時間くらいだった。バイクで下道だと同じくらいかな。九十九里だとバイクならすぐだけど電車だと遠いからなぁ、どうせ雨ならどっちでもよかったという結論ではあるのだけど、まあ今回は電車で行きやすい方で良かったか。小金井駅から歩いたのだけど、地図の目測ではすぐに見えたが歩いて40分の距離だった。受付時間がギリギリだったので荷物しょって走ってしまった。結果的に25分くらいで到着、頑張りすぎた。
少し降っていたものの設営は滞りなく終了。どこを通すんだっけかなと実際にペグ打って立ててみないと分からないところもあり、30分くらいかかってしまった。次はそんなにかからないと思う。グランドシートはタイベックシートを使ったけど問題なし。ずぶ濡れだったら滲みてくるかもしれないので、完全防水のものが良いのかも。中にマット敷いて、足元はザック置いて、シュラフ用意して寝る準備はできた、しかしまだ5時前という何をしていいか分からない状況。しかもすでに周りは暗いので何かしようという感じではない。仕方ないのでとりあえず寝てみる。長辺側が220あるとはいえ、斜めになっているので足先や頭はぎりぎりになってしまう。あとモンベル#1のダウンシュラフだけど、ノーマルだと頭と足先が少し突っ張る感じがある。やっぱりロングが良かったのかなぁ。少し窮屈に体を縮めることに。突っ張る状態だと足元のロフトが潰れるからか寒い気がするし。テントの内側に触って濡れるのも嫌だし、着ていたシャルモパーカを足元にかけることにした。ちょっとは温かい。下着にフリースで潜って寒さは全く感じない、気温は5度はあったと思うので当然だろうけど。夜の間は雨が強くなったりもして、星は全く見えなかった。せっかく流星群の極大日の前日を選んだのにな。関東全域ダメだったので諦めは付く。雨も降ってたのでフライはずっと濡れっぱなし。インナーはメッシュなので全然濡れなかった。フロア近くは少し湿っぽかったけど水滴が付くほどではなかった。どちらかというとシュラフの表面がかなり湿っぽい。特に問題なく朝を迎えてしまった。
撤収は動き出したのがぎりぎりで退去の直前だった。フライは水を一応払って濡れたままだけど防水のスタッフザックに。インナーも同様、とりあえず丸めてザックに突っ込んで撤収完了。20分くらいだったので準備よりも速い。片づけた後で炊事場でのんびり朝食。雨は止んだけど天気はあまり良いとはいえず、見晴らし台からもそんなに遠くは見えなかった、残念。歩いて駅まで戻り帰宅。てんっとシュラフを試すという目的はしっかりと果たしたので良しとする。一枚着こめばもっと寒くても全然いけるなと思った。足先だけはなんとかした方がいいかもしれないが。マットももう少し気温が低かったらもう一枚薄いのを敷くとか工夫が必要になるかも。といっても背中くらいだから90cm程度のがあれば良さそうだな。もっと寒い中でキャンプに行くかという方がどちらかというと問題か。