今年初登山

初詣を兼ねて丹沢大山に行ってきた。毎シーズンスタンプラリーで登ってるishitetuさんがやる気だったので付き合う形で。新宿から急行で1時間と思っていたよりも近い。奥多摩の方がずっと時間かかるな、うん。伊勢原からバスでケーブルカーの駅まで。小学生の野球クラブの子供たちがいっぱいいた。
とにかく階段が多くて歩き疲れる。木の根ばかりのところに比べれば歩きやすいけどさ。下社までは見るところも多くて飽きないのでそんなにかからなかった印象。女坂の途中の寺と下社とお参りする節操のなさが日本的。下社はやたらと豪華で面白かった。獅子山ってなんだと思って調べたら最近奉納されたものらしい。どういう意図のものなのか、日本三大獅子山って残りはどこなんだとか分からず。流石にここまではケーブルカーで来られるので人は多い。一休みしてさらに上に。石多めの折り返しの登りが続きあまり面白くはない。何丁目って表記があったけどどこまで登るんだろうなぁと。25丁目くらいまではあった気がする。頂上は泥でぐちゃぐちゃだった。寒いし人も多いので長居することなく次に歩を進めた。
ヤビツ峠までの下りはなかなかに急、岩がごつごつした奥多摩ほどではないけど。歩きにくさは感じなかったが、人が多かった大山に比べるとこちらは登山道って感じの密度になる。向かってくる人も結構いたので、時間的にはヤビツから大山に向かう感じかな。もっと奥から来てるのかな。そんなにペースは上がらず降りきった。山登りより自転車の人が多かった。
三ノ塔までの道は途中から尾根道になって展望が開けるので明るい気分で歩ける。やはり森の中を延々と歩くより気持ちいい。高山帯というほどではないけど不思議な植生になる。道が細くて茨がやたらと生えているのが気になった。枝と実の感じからすると野ばらっぽいけどどうだろうね。後で調べたら三ノ塔尾根に野ばらが多いっていうのがあったので合ってたっぽい。整備がやたらと行き届いていて、木道や階段も綺麗だったので、霜が解けてぬかるんでた道も気にならないのは良かった。どろどろだったら途中で嫌になってただろうな。二ノ塔まで出ると三ノ塔は目の前。東天狗から西天狗を見たときくらいの距離感。ぐっと下がってまた上って三ノ塔に到着。さすがに日も傾いてきて遮るものもないため風があり、立ち止まった瞬間から冷えてくる。富士山はずいぶん雲に覆われてしまった。パラグライダーが飛んでいたり、トンビがいたりとしばらく見てしまった。軽く食事をして一休みしたら下山。
下りは岩場でもなく木の根ばかりでもなく、比較的歩きやすかった。一部落ち葉が多くて足元が見えにくいところがあり、石を踏んで危なかった。かなりハイペースに降りて林道に抜けた。舗装路が急なのは山道以上に膝に来る。それでもなんとか歩き続けて吊り橋の見えるところまで降りてきた。
今回は右足首はテーピング、右ひざはザムストのEK-3を使った。足首のテーピングは毎回適当に巻くので、食い込んだ部分で皮がむけてしまった。アンダーテープも買った方がいいかな。EK-3は役立ったのかよく分からなかったけど、膝の裏の張りは少なかったので効果はあったのだろうか。今回は今までになく高低差を歩いたので、その割には元気だったから次も使ってみようと思う。左右揃えてもいいかもしれない。