買ってよかったもの、いまいちだったもの

2015年で結構あちこちとシーズン問わずに山登りしたり普段着としても使ったりしてたので、その中でこれは良かったというものと、そこまでではなかったものをまとめ。

  • 良かったもの
    • BlackDiamond Coefficient 1/4 Zip
      • 着心地は大変良い。バランス的にはパタのR1よりも良いと思う。袖の締めつけ具合が最高。着丈が長いのが本来悪いことではないはずだが、長すぎてほとんどのアウターからはみ出してしまうので見た目的には悪い。Lサイズでゆったり目だけど不満はない。でもぴったりフィットのMサイズもほしい、というか注文した。PowerGridの通気性、速乾性、保温性のバランスの良さと着心地は他のフリースを圧倒すると思う。
    • モンベル WIC.クールグローブ
      • 手のひらが合皮で強度があり、それ以外はメッシュで速乾性も高く蒸れない。手を入れるところはゴムで軽い締めつけがある程度で、無駄にベルクロなどではない。メッシュグローブにベルクロとか穴が開く原因でしかないしストレス。鎖場や梯子も滑らず、岩場で簡単に穴が開くこともない。そして2000円弱と安く入手性もモンベルで買えるので安定してて良い。使っているうちにメッシュに解れは出てくるけどまだまだ使える。動いているときは手も体温は上がるので、直接の風が防げればこの程度でも十分使えるので、雨や真冬以外は使えると思う。スマホの操作ができないところだけちょっと不便。
    • オスプレー タロン33
      • 軽いけど強度は十分で機能性も満足。日帰りならこれでも大きすぎるくらいだし、よほどのことがなければ他のザックの出番はないくらい。テント入れようと思うとタトンカの45Lの出番だし、20L以下だと不格好になるのでもっと小さいザックを使おうとは思うけど。ジッパーのタブも操作しやすく、ポケットの類もストレッチが効いて使いやすい。
    • モンベル ラップランドストライダ
      • 3代目にして山で使うのに十分な性能を手にしたと思う。泥が詰まりにくいソールはグリップも十分で、減りが速いといわれているけど1シーズン使いまくった割には目立った減りはない。富士山行ったのを除くとほとんどの山行きはこれで済ませてしまった。メッシュ部分が多いけど強度に問題はなく、岩の隙間でサイドを削られたりという場面も何度かあった割に傷みはない。紐も緩みにくく、先からきつめに締めあげたり、先は緩めに入り口をきつめにと調整もできる。先からあまりきつく締めると血行が悪くなるのか妙に足が疲れる。使い倒して壊れたら多分また買いなおすと思う、そのくらいに気に入っている。ワイドモデルも出るので試してみたい。
    • アウトドアリサーチ フェロッシーパンツ
      • フィット感の問題なので合うかどうかという話になってしまうが、薄くて通気性もあり、防風性もそれなりにあり、伸縮性は素晴らしく、値段も手ごろという最高のパンツ。冬はもう少し保温性欲しいけど、厚手タイツと組み合わせれば結構いける。パタのロッククラフトよりシルエットは良い。ORはセールになりやすいのだけど、人気があるのかセール前に売り切れることが多くて買い時が難しい。
    • カリマー PSパンツ
      • フェロッシーよりも厚手なので夏以外のシーズンの活躍が期待されたが、事故でお亡くなりに。素材マニアにはたまらないPowerShield Woven採用のパンツだった。夏でも暑すぎるというほどではなかったし、通気性は感じられた。同じものが手に入るなら是非買いなおしたかったが、在庫処分品だったのでもうどこにも在庫はなかった。そして継続モデルが出ることもなかった。
    • パタゴニア ナノパフジャケット
      • 秋冬の保温着に何を持って行くかといったら迷わずにこれ。防風性もあるし暖かいし、コンパクトに収納できる。定番には定番たる理由があるのだなというのを感じさせてくれた。他に買ったウェアの出番がなくてちょっと悔しいくらい使い勝手が良い。ミドルとしてはもちろんアウターとしても防風性が高く使いやすい。ポーラテックアルファのジャケットは停滞中の保温目的には風を通すので保温性が不足するんだよね。
  • いまいち
    • パタゴニア キャプリーン2ジップネック アジアフィット
      • 悪名高きアジアフィット。キャプ2自体は悪くないのにサイズ感がものすごく悪い。XLでも米国仕様のMより袖が短い。多分Sよりも短い。海外サイズが袖長いというのがあっても、アジア人ここまで腕は短くない。手持ちのあらゆる長袖アンダーよりも袖が短いので、重ねると下からはみ出す。アジアフィットが廃止されるのが良く分かる仕様。せめて本国仕様と併売してくれれば救いはあったものを。とはいえ袖が短いのと肩周りがちょっと余裕少ないかなという以外はそれほど問題にならないので、耐久性もあるし夏のシャツとしては気兼ねなく使っている。ウール系のシャツよりは速乾性が高いのでレイヤリング次第だけど快適に過ごせる。新しいキャプリーンにはまだ手が出ない。そのうちキャプ4相当のTWを買うつもり。
    • phenix Essential S/S クルー
      • 石井スポーツヤマノススメコラボTシャツのベース。そもそも半袖Tを山では使わないのだけど、パターンがいまいちで着心地がそれほど良くない。さらっとした感触に思えるのに着てみると予想以上に体にまとわりつく感覚がある。サイズ感もアウトドアウェア的には少し小さ目で、海外だとおもにM、モンベルでもLサイズを着用しているくらいなのにLだと少しぴっちり気味。性能的にはごく普通の化繊シャツってところで、ユニクロとかのシャツと似たようなレベル。同じphenixで選ぶならQuick Dryのシャツの方が良さそう。安い以外に選ぶ理由はあるのかな? コラボプリントTを作るなら、モンベルのウィックロンの方が快適度は高いのでそっちにしてほしかった。
    • TetonBros Rock Springs Pants
      • PSパンツの代替としてフェロッシーが売っていなかったのでセール品を買ってみたものの、フィット感に不満。伸縮性は高いのだからもう少しフィット感があると良かったのだが。ポケットのフラップとか深さとかももう少しのところで合わない感じがある。ごく普通の3シーズン用のトレッキングパンツなので好みの問題。結局買ってしまったフェロッシーの方が使い勝手が良くて、ほとんど使っていない。先にフェロッシーを買ってたら買うことはなかった。
    • TetonBros Power Stretch Hoody
      • ふわふわのPowerStretch Pro採用のフリース。着心地は良いけどそれほど暖かいわけではなく、しかし行動着には暑い。速乾性でも当然のようにPowerGridに劣るので部屋着か普段着に。ザックで擦れると一瞬にして毛玉ができてしまったので、ハードフェイス加工もあてにはならない。フードやバラクラバスタイルのつくりは2015モデルは断然よくなっていて、それもまた悔しい。