木曽駒ケ岳テント泊 2日目

3時ごろにelekichi君にテントを叩かれて目覚める。大体起きる予定の時間近くで眠りも浅かったから多分自分で目覚ましで起きただろうけど。前夜の雨は消えてなくなり、見事に満天の星空。東の空には細い月がある程度で十分な暗さだった。星が多すぎて目印になる星が見えないくらい。ざっくりと三脚で固定して星空撮影してみたものの、ライブビューが暗くてどこが範囲になっているか分からず難しかった。魚眼9mmでなお60秒では流れてしまったが、暗い星まで十分に移そうと思うとそのくらいの開放時間は必要だな。設定詰めてもう少し慣らしたいところ。何枚か一応納得できるくらいに移ってたので良しとしよう。起きた時間が遅かったのであまり夏の星空って星座はなかった。
日の出の時間を確認して、空が白み始めたのを見つつ出発の準備。アタックザックに適当に詰め込みつつ三脚も持って行ったけど、三脚は要らなかったな。登ってる途中でかなり明るくなり、ヘッドランプは要らなくなった。山頂で日の出を待ち、出る前の空を撮影したり、なかなか待っている時間も楽しかった。ちょうど八ヶ岳の真ん中あたりから日の出。日が昇ると雲海も光って綺麗だったし、駒ヶ岳の影が逆の雲海に映ったりとかなりの絶景だった。本当に晴れてよかった。十分に堪能した後はテント場まで下り、テントのフライをめくったり乾かしつつ朝食の準備。
朝食はペンネを茹でつつ、ゆで汁でマッシュポテトの素を戻したり、スープを作ったりと再利用しながらペンネとポテトとスパムを合わせてもくもくと食べた。炭水化物多すぎだしパスタのゆで時間かかりすぎ。前夜にジップロックに水とパスタ入れてふやかしておくべきだった。次回への反省点。食後にテントを撤収して出発準備を整えて帰路に。宝剣山荘の前にザックを置いて、貴重品だけアタックザックに入れて宝剣岳に。鎖場が最後にあり、山頂は狭いので完全に詰まってしまった。宝剣岳を抜けて先に行く人はそんなに多くないのでほとんどがピストンで、最後の鎖場がすれ違えないから山頂の人数を確認しながら行き来する状態。かなり時間がかかった。宝剣岳からの眺めは駒ケ岳からの眺めとそんなに変わらないから、岩場や鎖場を楽しむにはまあよかったのかな。
乗越浄土から先もちょうど日帰りで登る人と宿泊した人の下りとがぶつかって、登りも下りも大渋滞って感じだった。急いでもどうにもならないのでちんたらと歩く。千畳敷カールの遊歩道を一周して猿やら植物を見つつ、ロープウェイの乗り場に並ぶ。乗り場は大行列になっていて、整理券が配布された。並んだ中ではまだ前の方だったのかな。ロープウェイで下りるともう真夏って感じの熱気で、バスの中も日当たりが良く暑かった。帰りの中央道は事故渋滞と自然渋滞で都内まで6時間かかる有様。帰りは辛かったけど山登り的には天気も良くテント泊と山の景色は楽しめたので非常に満足な内容だった。45Lのざっくだとテント泊には少しぎりぎりになってしまうので、もうワンサイズ大きいのを買うべきだったかもしれない。今15L、22L、33L、45Lという構成だけど、45Lはもう少し軽量ザックにして1クラス上をしっかりした構造のものにしたらよかったな。