Princeton Tec Sync 40th Anniversary


プリンストンテックのシンクの40周年記念モデルがさかいやで3000円と安かったので買ってしまった。シンクは2015のバックパッカーのエディターズチョイスにも選ばれていたので使いやすいのかなと。
http://www.backpacker.com/gear/essentials/lighting/category-headlamp/2015-editors-choice-princeton-tec-sync/
まあその割には海外でもレビュー評価はそんなに高くないのだけど。単4乾電池3本と標準的な仕様で、光量の多いスポットと周辺を照らすフラッド、暗所用の赤色LEDをボタンではなくトグルスイッチで選ぶ形式。オフから下に回してフラッド、スポットと切り替わり、上に回すと赤色、ホールドと切り替わる。暗い状態から白色を経由せずに赤色を選べるのは良い。また、ホールド位置にすると本体の角度を変えていない限りはスイッチを誤って回すことがないような作りになっている。ホールドからも赤色がまず来るので暗所に目が慣れているときには目に優しい。重さは単4電池3本なので標準的。使用時間と明るさはまだよくわからない。おそらくだらだらと暗くなるタイプなので一晩使うのが精いっぱいだとは思うが。予備電池は持つべきだろう。
さて、そんなシンクだけど防水性能はどこにも書かれていない。構造的にちょっと水がかかるくらいには耐えそうであるが、BDでもモンベルでも3000円程度の価格帯のものはどれも防沫程度の性能になっている。ちょっとくらいは耐えるだろうしと沢登りのザックのポケットの中に入れておいたが、終わってみて家に帰ると点灯したままになっていた。スイッチをオフにしていてもその状態だったのでどこか浸水してショートしてしまうのだろう。電池を抜いて乾かしたら正常な動作に戻ったが、これは雨の中では使えないかもしれない。まあ、ショートしても壊れるのではなく点灯した状態というのなら使えないということもないのだろうけど。なんにせよ予備のヘッドランプがあったほうが無難という気がするので、評価としていまいちというのはわからなくもないなと思った。モンベルは赤色LEDがないし、BDはありきたりで嫌っていうときの選択肢に入れるにはいいかも。安いしね。