えろっくないと 2回戦

えろっくないとの2回目。場所は変わらず新宿ヘッドパワー、というか新宿とは認めたくないくらい新大久保。東新宿は近いんだっけか。山を登ったその足でライブを回すという暴挙再び。1回目の思い出は何と言っても前日のエロゲバンオフからの流れで2日回した人たちのインフルエンザが大流行したこと。みんな揃って翌日熱が出たって言って数日寝込んだ人が多数という何とも言えない結果を招いた。今回はエロゲバンド界隈の人は少ない。
サーモンピンクグランスはまた変化球の選曲で嬉しいことこの上ない。気分は大発明から始まるバンドがこれまであっただろうか、本家ワンスト除いて。自分の高まりに反して周りの盛り上がりはいまいち。ルシエドさんとさいころさんはさすがに分かってるけど。ラブラブウォーズ、ラグナロックと結構盛り上がるところで攻めてくる。Be loudはちゃんと聞いてないというかDEARDROPSはOP以外はライブで聞いたきりだな。希望のウタは定番なのかな、それなりに頑張った。演奏はまとまってて音もちゃんと作っててコピバンとしては上々の部類だと思う。歌はキャラ薄いけどどの曲も声出てたし特に問題はなかったと思う。可愛い系の声の方が良く歌えていたかな、太さのいるのはちょっと弱かった。でも選曲的にも演奏のバランス的にもまた見たいバンド。
STARDROPSはOVERDRIVEのカバーバンド。といいつつGROOVERも混ざってるよね。TFTNTYTDは分かったけどキラキラは後からどんどん曲が増えてもう知らないのばかり。ツアー回ってゲーム出た当時の曲は全部聞きこんでたのに、なぜこんなにも知らない曲ばかりになったのか。モノクロームはよくやりがちな入りのテンポ間違えてずっと走りっぱなしだった。あとリズム隊が安定してなくてものすごく乱れてた。スクールバスのコール入れられる人はもういなくなってたのか。2番からは付いてきてくれたので良かった、でもどうも客で一人だけはしゃいでた気がしてならない。ラジオd2bは辛うじてわかったよ…。ボーカルはアッパーボイスもちゃんと出てて頑張ってたけど、演奏は曲によっては乱れが目立ってた。まあノリで押し切れる曲が多かったしこれはこれでいいのか。
心の穴を埋める会はゆずソフトバンドらしい。久々に見た男性ボーカルバンド、ためらいなく女性ボーカル曲も歌うあたりとても評価したい。斬戯さん以来かもしれん。Girl meets loveはいきなり盛り上がるところだけどゆずバンドじゃないのか。村正は普通に男性ボーカル曲だし。Babyは予想外の選曲でこれもかなり良かった。ライブでちゃんと盛り上がる曲だしね。Einsatzは聞きあきた…。演奏超頑張ってた。ラストは恋せよ乙女でやっとゆずだった。ライブバージョンじゃなかったわ。音作りも良くて演奏はかなり良かった。比べるとボーカルは歌えてるけど少し落ちるかなと思ったけど、男声だから無理があるだけで高音も結構伸びてて良かったと思う。選曲も演奏もツボをついててこれもまた見たいバンド。
Ducaバンドはメンバーがほぼ入れ替わったらしい。選曲は新しいのを取り入れてよかったと思う。本人もこういうセトリならいいのに。でも最後は観覧車だと思ったよ、ちょっと聞き飽きてきた。演奏は良かった。ボーカルも声の出てるところは良かったと思うのだけど、歌い出しで声が出てなかったり自信なさげなところで声が小さくなるのがダメだった。あし天と観覧車は速いからか安定してなかった気もするなぁ。あと僕の個人的な思い入れがあり余ってるがゆえに歌詞の間違いに気づいてしまうのが辛い。あし天もアマオトも間違えてたが、観覧車が間違いまくっててどうしたもんか。最後の「もう回らない観覧車」の部分がなかったぞ。ボーカルはDuca好きでもない人を適当に拾ってきただろう、これは。まあDuca本人も歌詞間違えるけどね。周りの反応みても概ね曲が好きっていう割に歌詞間違ってても気付いていないみたいだし、いつも温度差を感じる。
残念な僕らの金銭事情は前回に続いて参加の主催バンド。ごった煮系だけどサーモンピンクよりはだいぶメジャー志向。水戸愛とバンド名からチュアブル押しなのかと思ったけど今回は全くそんな気配もないセトリだった。夏恋は良い曲だけど客のノリはちょっと半端になるかなぁ。あまり隙がないんだよね。ウォブルも似たような感じ。Scarletはまあ慣れたもんだよね。白日夢は車輪の移植OPか。ボーカルの明日葉さんのコスが車輪だったらしいけど、ちょっと違ったデザインの上にワッペンなしだったので認めがたい。Sacrifice loveはそんな好きでもないのは思い入れが特にないからか狙ってる感じが嫌なのか。客のノリは難しい。演奏もボーカルも良かった。ボーカル的にはダメ系のボーカルでは良い方かな、カラオケの上手い人よりちょっと踏み出したくらいの位置にはいると思う。
milktubはメイン扱いする感じでもなかったのに順番というか扱いが悩ましい感じ。最後に持ってくるのに見合わないと思う。アコースティックでコミックバンド的なノリで面白かったけど、やっぱり最後に持って来られてもなという印象は拭えなかった。エロゲソングじゃなかったし、イベント主旨にもそぐわないと思ったがなぜ呼んだのか。パフォーマンスそのものに文句があるわけではないのだが。
イベントとしてはごった煮系の良いバンドが多く、楽しいライブだったのでこのまま続けて開催してほしい。ゲストはもうちょい考えてほしかったかな、それで客が増えるとも思えないし。