Pentax用レンズあれこれ

ペンタのオールドレンズをあれこれ買ってしまった。アダプトール2のタムロンズームを買うつもりが紆余曲折して広角が弱いからとコシナレンズを買ってしまったり。色々と買う金で現行レンズの中古くらい買えたのではないか。メインはオリンパスでペンタはオールドレンズでちょい遊ぶつもりだったけどおかしいな。使い始めるとM42マウントは簡単に交換できなくて、結局Kマウントレンズに手を出してしまったのが間違いなのかもしれない。キットレンズの18-55しか現行DAレンズないぞ。ざっくり使い勝手とか。

  • smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm Φ49mm
    • マクロレンズが良いらしいぞというのと、ワーキングディスタンス長いのもあったほうが便利じゃないかと思って、安くて良いという評判のコシナOEMを買ってみた。後玉バルサム切れ曇りって書かれてて、実際に曇ってたのでどうしようかと思ったけど、後玉抜いて拭いただけ曇りは取れてすっきりした。マクロだと当然迷うけど、普通に使う分にはAFは結構速い。開放で逆光に近いとハロが出る。AFレンズなのでMFで使うにはリングが軽すぎて使いにくい。本体がめちゃくちゃ軽くてコンパクトなのは良い。DA40/2.4用のドームフードがちょうどよい感じに合う。ペンタ持ち出しで望遠選ぶならとりあえずこれ。
  • smc PENTAX-A 1:2 50mm Φ49mm
    • 50mmの標準レンズを購入したものの、50/1.4レンズ買ってからあまり出番がなくなりつつある。M50/2よりは自動絞りがある分使いやすいが出番は少ない。前玉にコーティングを食われたカビ痕があるがそんなに影響はない模様。50マクロと50/1.4に挟まれるのもよくない。開放だと結構ハロが出るが絞ればそれなり。2線ボケっぽく出たような気もする。
  • smc PENTAX-A MACRO 1:2.8 50mm Φ49mm
    • 逆光耐性が尋常ではないと聞くマクロレンズ。適度にボケるし、これ持っていれば困らないくらいの使い勝手。レンズ構成見ると恐ろしいくらいのガラスの塊が詰め込まれている。オールドレンズとしてはお高い。標準レンズでもっていくならこれか50/1.4のどちらか。
  • smc PENTAX-M 1:2 50mm Φ49mm
    • A50/2の後に買ったが、同じ光学系でこちらの方が自動絞りもない分使い勝手は良くない。光学系の状態は良いが差は感じないし、どちらにせよ出番が少ない。
  • SMC PENTAX 1:3.5/28 Φ52mm
    • すごく良いと聞いて買ってみたのだが、よくわからない…。レンズの構成だけ見ると塊が詰まっているとしか言いようがない。大きさ的にも使い勝手的にも28/2.8でいいやとも思う。
  • SMC PENTAX 1:1.4 50mm Φ52mm
    • 開放ではかなりハロが出たり色が滲んだりするけど、柔らかいと表現すれば許されるのだろうか。驚くくらいピントが薄くてボケる。結構寄れるしピントリングの重さもよい。望遠マクロ持っていくなら50mmはこっちでいいかも。
  • S-M-C TAKUMAR 1:3.5/28mm Φ49mm
    • APS-Cで標準に近い画角なので使いやすそうではあるけど、あまり持ち出すことがない。絞りの戻りが遅いのは構造的な問題らしい。ピントリングと干渉しやすいらしく、ピントリングがスムーズに動く状態だと絞りの戻りもスムーズになる。ちゃんとメンテナンスしてやれば使えると思うが、そこまでするほどかなと思う程度の使用率。MかAの28/2.8を買ったらお役御免だと思う。
  • SMC Takumar 1:1.4/50mm Φ49mm
    • コーティング剥げやカビなど多い。アトムレンズだが黄ばみは少ない。マウントの使い勝手から出番が少ない。バルサム切れは起きないらしいので長く使えるのはこっちなのかも。
  • SMC TAKUMAR 1:1.8/55mm Φ49mm
    • 最初に買った標準レンズ。50/1.4のレンズほどの面白さはない。A50マクロの逆光耐性もよいし出番はない。
  • S-M-C TAKUMAR 1:3.5/135mm Φ49mm
    • 手ごろな大きさの望遠レンズ。ヘリコイドの重さが絶妙。悪くはないけど絞り羽の枚数でボケが微妙かも。100マクロの方が軽くて使い勝手が良いので出番がない。マイクロフォーサーズだとより長くなる欠点はあるものの、超望遠で使えて面白い。
  • S-M-C TAKUMAR 1:4/200mm Φ58mm
    • 重くて暗めだけど屋外で使う分には問題ない。ただここまで来ると超望遠で画角が狭いので使いどころが少なく、100マクロの方が使いやすい。
  • S-M-C MACRO-TAKUMAR/6X7 1:4/135 Φ67mm
    • なぜ買ってしまったのかわからない。でかい重い。自分では135/3.5と違いが良くわからない。
  • smc PENTAX 67 1:4/300mm Φ82mm
    • 超望遠レンズが欲しくて、せっかくなのででかいのが安かったので買ってしまった。状態は恐ろしいくらい綺麗だった。後期型で9枚絞りと豪華。開放ではそれなりの色収差が出るが絞ればまあまあ。星撮りに使うには暗いし絞るとなお暗いのが難点。ファインダーで暗い星を見つけることは不可能だが、収まっていれば割ときれいに写る。重すぎて三脚に乗せるとマウントがもげそうだけど三脚座がつかないモデル。非純正のP67-PKアダプタの本体マウント側の細い部分がおよそ62mmで、タムロンの古い80-200用三脚座がベストマッチする。ただしネジとファインダ部のでっぱりなどと干渉するので、三脚座つけたままアダプタを付けることができず、付けはずしは面倒。テレコンまでつけても支えられるくらいの安定感は出る。使ってやりたいけどでかすぎて持ち出せない。
  • Tamron SP 90mm 1:2.5 MACRO 52BB Φ55mm
    • マイクロフォーサーズの望遠マクロ用に買ったSIGMA 90/2.8 MFマクロが軽くて良いけどゴーストが盛大に出るし、絞り羽が少なくてボケが汚いことがあるので、光学的に優秀らしいタムロンの90マクロを買ってみることに。等倍よりも明るさと柔らかさを取って52BBを選んだ。質感は良いがシグマよりはるかに重い。前玉が大きいのでドームフードが使えるか検討中。マイクロフォーサーズで使う方向で考えている。
  • COSINA 19-35mm 1:3.5-4.5 MC AF Φ77mm
    • どうも広角レンズがないぞと気付いたので広角レンズを買うことにした。TOKINAの17/3.5が良さそうだったが高くて現行レンズを買えそうだったので古いレンズで安いと評判のコシナにした。AFを買うつもりではなかったけど状態の良さそうなのがAFで出たのを見てせっかくだからと購入した。MFで使うにはリングが軽くてピントの山がつかみにくい。基本的には無限遠でパンフォーカス的に使えば済むと思う。開放では盛大にパープルフリンジが出るが5.6くらいに絞れば消える。少し甘い気もするけど広角だとこんなものかな。でかすぎて重いしフィルター77mmなので望遠よりある意味かさばる。