第三科学研究所 サターンパッドUSB化基板Ver.6

PC用のゲームパッドがほしくなったんだけど、どこの見ても耐久性が低いとかそんなレビューばかりでまともそうなものがなかったので、一番使いやすいサターンパッドを使おうと思った。前にPS/SS対応のUSB変換ケーブルを持ってたんだけど、どこにやったかわからなくなったので、評価の高そうなUSB化基板を買うことに。これの耐久性は分からないけど、ケーブル断線除けば構造的には純正パッドの部材をそのまま使いまわすことになるので、壊れるところは少なかろう。デュアルショックにしてもサターンパッドにしても、据え置きゲーム機のパッドは耐久性は抜群だからね。
サターンパッドも手持ちがなかったのでヤフオクで持っていなかったホワイトのサターンパッドを購入。これが一番新しいモデルだったはずだしきれいかと思って。ネジ5本で固定されてるけどばらすのは簡単。ネジの番手が+0番でドライバーがすぐ見つからなかったくらい。ばらすとボタンは表側に、基板が裏側にという風に固定されているっぽくていきなりバラバラになった。基板がっていうよりケーブルの付け根が裏側に固定されているからだが。ボタンのラバーは全然へたれていなくて元気だった。ゴムじゃなくてシリコーンかな? LR以外のボタンは機械的なものは基板上になく、パターンがカットされていて、そこにボタンラバー裏側の導電材が接触することで電気が流れるようになっていた。メンブレンキーボードみたいにフィルムが入ってるのかと思ってた。LRボタンはマイクロスイッチ。ABCXYZボタンは溝にはめるときの切欠きを変えてあって、間違った位置には取り付けられないようになっていた。多分そうなんだろうなとは思ってたけど。方向キーは丸いボタンの裏から棒が出ていて、それをパッドの表側パーツに挿して白い十字のパーツで挟み込んで固定するような形。十字のパーツはキーボードの摺動部みたいな素材で、これが実際にパッドに当たって滑ることで方向キー入力のスムーズさに貢献してる模様。サターンパッドは方向キーが十字でもPSみたいに独立でもなく指が痛くなりにくいのが良い。一応ばらしたついでに洗剤とブラシでじゃぶじゃぶと洗っておいた。
USB化基板は交換するだけ。裏面の処理とLRのマイクロスイッチのせいで上手くはまらなかった。純正の基板はLRのマイクロスイッチの付け根に上手くでっぱりがはまるようになってるのに、USB化基板はでっぱりがはまらないので上手く固定できない。基板を裏側、ボタンを表側に固定してガッチャンコと組み立てるのは無理だったので、表側に全部固定してから裏側をはめ込んだ。表側にボタンだけでなくボタンラバーの固定用の穴もあるし、そうやるのが正解だったみたい。基板も固定して、基板裏にケーブルの取り回しを変えてやったら何とか組み立てられた。ネジで固定しておしまい。
ラバーカップはそのまま使ってるし操作性は変わらない。LRのマイクロスイッチはやたらカチカチとクリック感の強いものになっていて、あまり気持ちよくない。柔らかくストンって感じで入る純正の方がかなり良い感触。慣れるかな? 久しぶりにパッド持ったら手のひらに当たる感触に慣れなくて手のひらやら指やら痛くなってきた。アクションとかずっとやってなかったからなぁ。しばらく触ってたら慣れると思いたい。