空に刻んだパラレログラム体験版

いい加減に体験版やるかなと思ったが起動しない。KaichoTrans.dll のロードエラーが出る。調べたところ、吉里吉里のトランシジョン関連らしい。公式には一切掲載されていない情報だったが、中国語のSteamのトラブル関連のFAQが出てきたので、VC2010++のランタイムを入れる必要があると分かった。SP1とどっちが必要かわからない。で、結局どっちも入れてみたは解消せず、最終的にはx64ではなくx86版のSP1が必要だったことがわかった。そろそろWindowsのアプリも64bitが基本になったかと思ってたけど、まだ32bit版が蔓延ってたんだなと気づかされた。

モンベルのレインウェア選び

山に行ったあとレインウェアをどこかにやってしまったので、仕方なく買い直すことにした。見つかったらザックごとに別にしてもいいわけだし。モンベルに拘る理由もないのだが、手に入れやすいのとスペックで比較しやすいから。山で使うためで判断基準は300g以下の軽さ、ジャケットはそれなりの透湿性も、パンツは一応サイドジッパーに透湿性は上半身ほど汗をかかないし気になりにくいこともあるのであまり考慮しない。特にパンツは下草で擦れたり引っ掛けたりすることがあるので耐久性と値段は重要視する。
結論だけ先に書くと、上はUSピークシェル、下はUSレイントレッカーで上下で16000+税。

  • ストームクルーザー
    • モンベルの大定番。ジャケットはいつもこれにすべきかと悩むが、軽くてとても良いと思う。段々薄くなっているので耐久性は下がってるのだろうが、実用上は問題ないのだろう。現行モデルのアウトレット30%オフは迷わず買って良いと思う。パンツは消耗品と割り切るには高いのでもっと安いのでいい。ゴアテックスじゃなくても実用上は十分な防水性と透湿性があるので、ゴアテックスにこだわらなければレイントレッカーに。
  • トレントフライヤー
    • ストクルよりもう少し軽くという人向け。K-Monoカットを採用している分だと思うが、ストクルの次のモデルが多分K-Monoカットになったら消えそう。軽いが高いので、ゴアテックスにこだわりがなければレイントレッカーやピークシェルが良い。パンツは薄いので選択外。
  • レインダンサー
    • ストクルよりも耐久性重視。表地が丈夫になりゴアテックスで信頼性を求めるならこれになる。サンダーパスのゴアテックス版という立ち位置なのでゴア信者でなければサンダーパスでいい。
  • レイントレッカー
    • ストクルの非ゴア版といった感じ。旧モデルはブリーズドライテックの通気性で差別化しつつもサンダーパスと区別しにくい位置だったけど、大幅に軽量化されたので、軽量レインウェアとしてはこれ選んでおけば間違いないと思う。パンツも実に無難な作り。20dは十分だと思うが少し薄いか。
  • ピークシェル
    • カタログ落ち。ピークシェルは他のモデルに追いつかれると度々カタログから消えるモデルのようね。K-Monoカットを採用して大幅に軽量化したレイントレッカーに迫られ、少し実用的になったバーサライトに挟まれて浮いたっぽい。トレントフライヤーの非ゴア版ぽいが、ハンドポケットもあり、そこまで割り切った作りではない。反射テープからするとランニング用モデルにも思えるが。アウトレットで安くなっているのでレイントレッカーよりももう少し軽くというので選択肢に入るか。K-Monoカットでそのうちには復活しそうではある。パンツは薄くて耐久性に不安があるのとジッパーなしで靴を履いたままの着脱は難しそうなので却下。
  • バーサライ
    • 実際に見ると薄すぎて心配になる。ポケット無し2レイヤーが許せるならあり。旧モデルよりはバランス良くなったと思うが、やはりまだトレラン用で、山用ではないと思う。パンツに関してはピークシェル同様。かつ薄手と裏地なしは摩擦で脚さばきが悪くなりそう。
  • サンダーパス
    • 多分これがモンベルの標準仕様。昔の軽量レインジャケットと張り合える軽さになってしまったので、とりあえずこれを買って問題ないのは間違いないが、もう少し軽くとか付加機能を求めるとここから値段を積み増すことになる。
  • レインハイカ
    • 2レイヤーが許せるなら軽くて安くて良いが、ジャケットは裏地なしだと水分が滞留しやすくて多分不快度が高い。パンツは2レイヤーであることも気になるが、ジッパーの構造が止水ジッパーではなく内側にフラップもないので、雨風があると間違いなく浸水する構造になっている。ジャケットはフラップが二重なので大丈夫そうなのになぜこんな構造に。

パンツは水や泥の跳ねで汚れるし、岩の角や藪に引っ掛けるし、耐久性を重視しつつ安いものという基準。現行のレイントレッカーくらいの軽さと厚さのバランスが良いと思う。ジッパーなしで良ければピークシェルになるのだが、ジッパーが欲しかったのと、下半身の蒸れは無視できると思って2レイヤーであることは気にせず候補として考えたレインハイカーの作りが悪かったので、無難にアウトレットのレイントレッカーに。アウトレットは旧モデルなのでブリーズドライテックで厚手で重めだが気になるほどの重さではない。強いて挙げればピークシェルジャケットよりも収納サイズが大きい。
ジャケットはストクルのアウトレットが品切れになってたので変化球でUSピークシェルに。思ったよりも薄く、その割にはしなやかさに欠ける。ネオシェルのジャケットはソフトシェルに限りなく近いしなやかさだったなぁ。USモデルはピットジップが付いているので、違いを感じられるものだろうか。ピットジップなしの日本モデルに比べて少し重く収納が大きく、重さ的にはストクルと変わらないので超軽量というほどではない。

キノコについてのあれやこれや

3年前に八ヶ岳に行った際に多くのキノコを見ることができ写真を撮って楽しんだが、去年からは食べられるキノコについては拾うようにしている。比較的珍しい菌種も見ることができ、有名なものについても判別できるものが増えてきた。

タマゴタケは赤い色に根本の卵、そして茎(柄)のダンダラ模様が特徴で間違えようがない。唯一似ているカサのイボが取れたベニテングタケは茎が真っ白で卵がないので見分けは簡単である。茶色のを見かけてチャタマゴタケかと思ったが、茎のダンダラがない。カバイロツルタケと思われたが、テングタケとの区別は困難なので避けた。タマゴタケは時期と場所がわかっていれば採れるときには大量に採れるので、紛らわしいものをあえて確保する必要がまったくない。崩れやすく蒸れても乾いても駄目なので、大量に採れると持ち帰るのに苦労する。旨味が強すぎてベタッとしていてクラクラするので、比較的料理を選ぶと思う。カサのセンター部分だけ繊維が強く噛み切りにくいので、手でバラしたりカサを丸ごと炊き込みご飯に入れるのは避けたい。

  • ハツタケ

ベニタケやハツタケの仲間はよく見かける形状だが、最初は全く区別ができず完全に避けていた。しかし慣れると特徴があるので食べられるものを選ぶのは比較的簡単だと気づいた。ベニタケはドクベニタケとの区別がどうやってもわからない。しかもベニタケも特に美味とは書かれていないのであえて採る意味が見いだせない。黒いのも同様でニセクロハツと間違えるリスクを取ってクロハツを拾う必要がない。カワリハツとなら間違えそうだが、カワリハツが見分けにくいのでこちらも回避するのが無難。ハツタケやアカハツは変色が特徴的で見分けやすい。一見すると食べられるとは思えない色だが、間違えようがないという意味で安全すぎる。紛らわしいのは避けて変色の特徴的なものを選べば間違えない。そのうえで乳液の辛いのと苦いのを避ければ間違いない。ただ、苦いのも辛いのも、切って長時間水に晒せば食べられるレベルまで落ち着くらしい。そこまでしなくても食べられる種類だけ選んでもライバルはほぼいないので十分な量が確保できることが多い。歯ごたえが悪いということと見た目のせいで採る人が少ない。少しほろ苦さがあっても匂いも穏やかで美味しい部類だと思う。

  • イグチ

イグチの仲間はよく見かけるが、判別不能なものが多すぎる。基本的に毒はないので苦いのを避ければ食べられるのではないかと思われるが、虫にやられるものが多く、かさが開いていると傷むのも早いので、確実なものが一度に採れるとかでもなければスルーしている。ヤマドリタケの幼菌のようにしっかりしたものならいいが、かさの開いたのやぬめりのあるものは持ち帰るのが難しい。持ち帰って同定しようと考えても時間が経つと変色してしまうものが多いので、現地でばらして写真に撮るのが無難。汁物に合うのが多いかな。

  • シシタケとコウタケ

色々な図鑑やサイトの情報を見ても区別していたり混同していたりと評価の一定しないところではあるが、下記のリンクが詳しい。
http://kinokobito.com/archives/2510
http://eatafungi.blog57.fc2.com/blog-entry-91.html
下のサイトは富士山周辺の実際に即した情報だと感じる。僕も友人も先日発見して、匂いはないが苦味はなくケロウジではないことは確認した。また、僕が見つけたのには中間型のようなものもあり、生えてる場所で違うだけのようにも思える。漏斗が浅く匂いもなにもないやつと、漏斗が深く黒っぽいがやはり匂いはないやつ、漏斗は浅いが黒く傷み始めていて匂いが強いやつがいて、それらが2m位の距離で生えているものだから別種とは考えにくい。乾燥させても黒くはならないが匂いが強くなったやつとそうでもないやつがいて、これまたよくわからない。富士山周辺のきのこ屋では普通に乾燥コウタケがいいお値段で売られているのだが、友人が持ち込んだらこれは違うと言われたそうで、でも乾かしたら匂いが出てきたらしい。きのこ屋は乾燥させて匂いの強いものだけコウタケとして売ってるのではなかろうか。とりあえず見つけたら回収してケロウジではないことだけ確認して、乾燥させてみたらいいと思う。ただコウタケの本物を食べたことがないので何が正解かはわからない。もともと黒くないやつは乾燥させても話に聞くほど黒くならない。

ANDAKE 1206g ULTRA LIGHT TENT


元はヒルバーグのアクトやテラノヴァのレーザーのコピーと思われる1人用非自立ダブルウォールテント。フロアもインナーもフライもひたすら軽量化したレーザーに比べると、パッキングサイズはそれほど変わらずに重さのみ増えてる感じ。インナーがフルメッシュでフロアの厚みがあるのは快適性に大きく貢献している。ペグも現実的なアルミY字ペグが付いている。ガイラインは必須の2本に補強の2本が付いているが、こちらは反射ではないので反射コードに変えたほうが良い。長辺方向に長めに引っ張る必要があり、思ったよりは設置面積が必要なのと、テント本体から離れたところまで伸びるので、ひっかけられると悲惨なことになる。一通り揃って1万円程度で購入できるのは大きい。値上がりしたらしく、海外から買うよりも日本のAmazonで購入した方が安くなっている。
フライはシルナイロンで非常に軽い。シーム処理はされていないので、強い雨が降ったら浸水すると思われる。メッシュなので上から垂れてくるのは致命的といえる。なのでシーム処理を自前ですることにした。シルナイロンはゴム系のシーラントは接着しないので、シリコーン系のシーラントを選ぶ必要がある。専用のものを選んでもいいが、結局はシリコーンシーラントなので、ホームセンターでアルコール系のものを選んで買えば問題ないという話だった。また、防水性から言えば縫い目と隙間にきっちりと塗り込むのが正しいが、一応は軽量テントであるし、ごわつかせるのは避けたい。またそのままでは塗りにくく乾きにくいとも聞いたので、薄めて筆で塗ることにした。念のためアルコールではIPAでもエタノールでも全く溶けない。ペイントうすめ液は少量の入手ができなかったため、1Lを使い切ることはできまいと家にあるものを使うことにした。ジッポオイルでよく溶けるし揮発性も良いので問題なかった。ハクキンカイロ用のベンジンでも行けるかもしれない。薄めてシャバシャバにして縫い糸にしみこませたが、さすがに効果は薄そうだったので、もう少し粘性がある状態で塗っていった、乾いても少しゴムっぽい感触が残るくらいで水は一応弾いていたので大丈夫だろう。
さて、ソロキャンプに行って使ってみた。設置は暗くなり始めていたので苦戦した。手順を確認しながらだったからだが、次回以降はフロアの位置決めをしたら立ち上げるだけになるので大幅に時間短縮ができると思われる。撤収に関してはポールを外してフライはインナーと一緒に丸めるだけで済むので極めて速い。シルナイロンのせいか、フライの下の隙間が大きくベンチレーションも効いていたからか分からないが、結露が全くなかったのは撤収の短縮に効果が大きい。まあ、濡れていたとしても乾かすのは後にしてざっと濡れを拭いたら気にせず丸めて袋に突っ込むのが正解だろう。インナーの床面は濡れていたので湿度的には結露してもおかしくないレベルではあった。
居住性はなかなかに快適。天井は少し低いが頭と足下の立ち上げがしっかりしているのでインナーに当たって不快ということはない。幅も一人では十分すぎるほどで、1.5人用といったサイズ感。全室は狭いが靴やザックを置いても鹿テーブルで湯沸かしするくらいはある。フルメッシュのテントしか使ったことがないが、個人的にはメッシュだから寒いというのは感じたことがない。テント外で活動できる十分な防寒着を用意しているから当然ではある。そのまま寝袋に潜り込むだけなので、気温は外と同程度であっても外に比べれば風もないテント内で寒いはずもない。
耐風性はありそうだが、設置時にフライに皺が寄らないようにちゃんと張らないと、フライとインナーが擦れてうるさい。バタつきの音は気にならない。
フットプリントは別売りで14ドル程度で用意されており、こちらは米Amazonから買う必要があった。半月ほどで届く。実測で181gであり、まだ使っていないがおそらくはこちらも取り付けたまま丸めるのが正解と思われる。レーザーはフロアが弱くて穴が開くと言われていたのに対して、こちらはそこまで弱くはないが、一応地面からの湿気や枝の刺さりを防ぐ意味であった方が安心感がある。

Meike 6.5mm f2.0 Fisheye lens


とても安価な魚眼レンズ。マイクロフォーサーズでは上下が欠けるので完全な円周にはならない。APS-Cでも欠けるらしいのでフルサイズじゃないとだめっぽいけど。ただフランジバクがものすごく短い設計のようで、ミラーレスじゃないと適合しない。その代わりに非常に小さく軽い。安いと言われてきたSamyangの魚眼よりもなお安く明るいのはこの辺りが理由なのだと思う。
開放での最短撮影距離は20cmちょっとで、その距離でもかなり離れて見えるので、魚眼マクロ的な使い方はできなかった。カタログ上は19mmらしいけど、その距離じゃ無理。マクロエクステンションチューブで伸ばすと無限遠でも1mmくらいの距離のものにも合焦しなくなる。伸ばすなら2mmとか微妙な距離じゃないとダメなのかな。遠景だと風景を撮影しても広く写りすぎてしまい何を撮ろうとしたのかぼやけてしまうので、建造物を撮るか星空を撮るかしかなさそう。開放で星を撮っていないのでどの程度写るのか不明だが、F2の明るさを活かしてISOをあまり上げずに撮れるのが良いのでは。
絞りは無段階でF2からF22まで結構きれいな円形絞り。F2からF8あたりまで中央から周辺までの解像度はそんなに大きく変わらないように思う。ピクセル数に対して写る範囲が広すぎて情報量が多すぎるので、目に映る以上に近くのものが小さく写ってしまい解像度が低く感じられるが、実際にはそれなりにちゃんと写っている模様。パープルフリンジもそこまで気にならないかな。写る範囲がだいぶ異なるが、ボディキャップレンズ9mmに比べるとパープルフリンジは少ないようだし、あちらはキャップとしての手軽さや小ささあってこそだが、魚眼で遊ぶことを主として選ぶのなら、価格差を考えるとこちらの6.5mmを買った方がお買い得だし遊べると思う。買ったばかりで遊べてないので、もうちょっと遊びたいところ。

雪山装備のあれこれ

アルパインツアーの雪山講習会に参加してきたので、その時に使った雪山用の装備についての所感。

  • ASOLO 6B+ GV
    • trekkinnでサイズのあるのを買ったので、通常より2cm上げ、普段の登山靴と比べても1cm上げたので実際に履いた感じでも1サイズくらい大きい印象。中で少し動くかなといった程度で、紐を先からきっちりと締め上げるとブレは少なく、ヒールカップがしっかりしていて踵の浮く感じがないのはめちゃくちゃ良い。靴底が硬く曲がらないし、歩き方は足をちゃんと上げてという感じだが、そもそもアイゼン付けてたら先はさらに長くなって引っかけやすく注意が必要になるので、靴に合わせた歩き方をするとサイズ自体の大きさは気にならない。保温性に関しては少し足りない気がする。足先の冷たさを感じたが、気温を考えると寒い要素はなかったので、何が原因なのか。GVって何かと思ったらGore-texとVibram採用ってことかな。
  • Grivel エアーテック オーマチックSP

    • 靴に合わせてワンタッチのを買うことにした。グリベルのはワンタッチでも前ベイルの金具にベルトを通すので外れにくいだろうというのと、パーツ含めた入手性が一番良さそうだったので。あとアンチスノープレートもグリベルのが一番良いと評判。通販ではなぜかノーマル(100mm)やナローベイル(90mm)のものがなくて一番細いSPベイル(82mm)しかなくてちょっと不安だったが、選択肢もないので注文してしまい、実際のところは6B+では問題はなかった。引っ掛かり方を見るとギリギリなので本当はナローベイルのものが良さそう。もっと細い靴や、前コバの張り出したような靴だとSPベイルが良いのだろう。オーマチックから前コバなし対応のニューマチック(Jマチック)に交換するパーツを買えば後コバのみの3季靴にも合わせられるし、このあたりの融通が利くのはとても良い。実際に使うと特に不満はなく、氷の付着も少なかった。