京都

大阪遠征だが、朝のうちに到着すると分かっていたので京都で降りて見物することに。11月下旬の連休で紅葉シーズン真っ盛り。東福寺は去年だか一昨年だかに行ったので、今回は方向を変えることにした。でも3時間くらいで見て回れる場所を考えると結構限られちゃうんだよね、あまり歩くところだと1か所見て精一杯だったりするし。そんなわけで高校の修学旅行で行ったきりの気がする慈照寺から哲学の道を南下して行ける限りのところに行こうと思った。
まずは京都駅からバスで銀閣寺行に。バスに乗った時点で混んでいる。南禅寺あたりで人が降りたので空いてきた。降りるときに小銭出すのは久しぶり。京都の市バスはICカード対応しないのだろうか、とはいえ関西で使えるICカード持っていないんだけど。関西方面行くたびにICカード持つべきか悩むが、統合されるのは2014年だったっけか。歩いて5分ほどで慈照寺到着するも開門が8時半だった。30分もあるよ…。放射冷却で寒さが厳しい。ウインドブレーカーを下に着込むも保温性に欠けるのであまり暖かくない。やはりコンパクトなダウンジャケットを買うべきだろうか。30分待って開門、人が少なくて見るにも写真撮るにも楽ちん。本堂?にはあまり近づけないのが残念。ここはそんなに紅葉って感じではなかった。
哲学の道を南下、法然院に。特に入場料などなくふらりと見て行く感じ。ここも紅葉って感じではなかった。寂れた感じでとても静か、ゆったりと見ていると時間の経過が分かりにくい。建物の中を見られるわけでもなくそんなに広くもなかったのでさらっと見て回った。
さらに南下、安楽寺が期間限定の公開だったので見てみた。敷地はかなり狭い。見るべきところは庭だけかな。松虫姫と鈴虫姫の由来について説明をしてくれるとのことだったけど30分待つのは難しかったのでパスした。庭の色合いは良かった。
さらに南下すると哲学の道を歩く人の数も増えてきた。途中までは川沿いの木が桜だったけど、このあたりは紅葉などもあり、川面に垂れ下がっていたりと見栄えがする。ちょっとゆっくりめに歩いたり。永観堂は寺宝展の期間中で見て回れたらよかったのだろうけど、あまり時間もなく急いで見て回るには1000円は惜しいので諦めて門の手前まで。庭園は紅葉がすごくきれいで夜はライトアップされるらしく素晴らしいのだろうなと思った。改めて見に来たいと思ったけど、夜に見に来るとなると泊まりになるかな。なかなか難しいかもしれない。昼の用事を済ませて17時くらいに到着ならちょうど良いかも。考えておこう。
さらに南下して南禅寺に。南禅寺は良い具合に紅葉が色づいていた。三門のちょっと北西にある碑を裏側から見ると紅葉の隙間から陽が逆光で射していて幻想的な光景だった。三門も上った。上から見た光景はいいね、人が多すぎるとは思ったけど。古い建物を訪れると、階段とか石段とか段差がきつくて、昔の人の歩幅はどうなっていたのか気になる。琵琶湖疏水の水道橋も良い光景。外国人いっぱい。寺の境内にレンガ造りの建物があるのはなんか不思議ね。
結構のんびりと見てしまって11時。13時前には大阪に行きたいのでもう時間的に厳しい。本当は平安神宮知恩院、八坂神社も見たかったがやはり8時半開門のスタートが響いたか。諦めて蹴上駅に向かうことにした。琵琶湖インクラインは春だと桜が綺麗なのよね。小樽のトロッコ跡もだけど、こういう使われなくなったけど残されたものが風景に溶け込んでいるのはいい。春にも来たいけど春は桜の種類で開花時期がかなりずれるのでシーズンが難しい。紅葉もだけど、予定組んでもその時期にちょうどピークが当たるかは自然のものなので分からないしね。こうやってふらりと訪れて運よく当たるのが楽しいのかもしれない。
蹴上から山科に、東海道本線で大阪へ。やはり京都はいいね。いつも一人旅だけど。