飯能から棒ノ嶺

しばらく出かけられなかったので、天気もちょうど一日だけマシなようだしと出かけることにした。沢歩きが涼し気だったので夏のうちに行っておきたいと思っていた白谷沢経由の棒ノ嶺。
タロン33のお試しも兼ねて、キャプ2LSジップとフェロッシーパンツ、足元は沢の深さが分からないのでCUZCO。水は600ボトル2本の麦茶に500のポカリ1本。昼はそんなにのんびりするつもりはなくて、降りてから食べればいいやと思っていたので、朝おにぎり4つ買って1つを昼に回した。あとは行動食というかおやつに羊羹とゼリー。
飯能からのバスは2本目ので15人くらいと席は埋まってなかった。さわらびの湯で降りてダムの上を通り沢の入り口へ。すでにauの電波は入らず。沢歩きは特に危険なところもなく涼しいし見た目も楽しくてよいところだった。渡渉箇所も深くて10cmくらいのところを通ったくらい。岩の上を歩けばぬらさずに歩けそうだったけど、岩の方が滑りそうだったので水の中に足入れて渡った。足の甲くらいまで水に浸かっても浸水はしないので大丈夫。ローカットだとちょっと不安かも。林道に出るところは林道からの水で階段が崩れてて注意と表示があった。表示はないけどこの先階段の崩れたところや土が流出してしまってるところは多数あった。
岩茸石までとゴンジリ峠までは足場の悪さは気になったがそんなにきついわけでもなかった。それなりに長く感じたが。ゴンジリ峠から棒ノ嶺の山頂までは15分くらいか。植生回復で通行止めの迂回路になっていたが、そのまま突っ切っていく人がほとんどだった。左に迂回路があるって左側にしか書いてないのでわかりにくい。山頂は30人くらいかな、見事に曇ってた。軽く休んでおにぎり食べて下山。下りはあっという間に膝にきた。着地で足首をかばうのでひざに負担があるように思えた。サポーターとか買うかなぁ。足首何とかした方がよさそうだが。
ゴンジリ峠まではすぐだったが、岩茸石までは500mで140mほど下るので結構きつい。岩茸石からは滝ノ平尾根を下ることにしたが、こちらは岩茸石の裏に道が続いててちょっとわかりにくかった。尾根沿いに緩やかな道で楽チンだぜと思ったのは林道と交叉するところまで、そこから先は1.8kmで500m弱を下る、とにかく下る。丸木階段は土が流れまくって木の根の中を通るような感じに道がついてて、どちらにせよ油断すると結構滑るところも多かった。雨降った後でなくてこの状態だと、雨の日は悲惨なことになりそうだ。まあ雨の日に沢を歩こうって人もいないだろうけど。途中で一度転んで、ストックを巻き込んで微妙に曲げてしまった。収納するときに少しつっかえる程度だし自力で修正できそうな気もするけど少しへこむ。
膝の裏が張って全体的に疲労感はあったが、足首の状態は最後まで大丈夫だった。何度か着地でやばそうな場面はあってひやひやした。テーピングは伸縮テープをしっかり巻いてたがちょっと頼りないのできちんと普通のテープで固定した方がよさそうだ。肩や腰は荷物が軽かったので問題なし。足の裏は少し痛かったくらいかな。左足はテーピング巻かないので靴下が微妙にずれて擦れた感じがあった。小指はばんそうこう巻いた方がいいかも。
さわらびの湯でゆっくりお湯に浸かって体を休めてからバスで帰宅。棒ノ嶺回らずに沢歩くだけでも楽しめそうだと思った。久しぶりで思った以上に疲れたけど、徐々に慣らしていかないと。