ECWCS Gen3 Level7 Trousers

サイドジップの綿入りパンツでアウトドア用、できればサイドフルオープンという条件で検索して引っかかったのが、米軍の寒冷地用レイヤリングのアウターだった。国内のミリタリグッズ屋とかで扱いがあるようだったけどパチもんから規格品まであまりあてにならないようだったし、結構お高かったのでebayで扱いの多い業者から買うことにした。送料込みで57ドル程度。
Extended Cold Weather Clothing Systemの略で寒冷地用衣類の第3世代。前の世代に比べて肌に近い側にPowerDryフリースを採用したのが大きく異なるらしい。Level3とLevel4はパンツなしだったかな。気温が下がるごとに単純に上に重ねるということではなく、ドライウェットの違いも考慮して温度域ごとに間を省いたりで調整する模様。通常ウインドシェル、とソフトシェルを同時に着ることはないだろうしね。

  1. PowerDry(マイクログリッド?)
  2. PowerDry(グリッド)
  3. ThermalPro Hi-loft(ナイロン補強、サイド通気)
  4. ウインドシェル(詳細不明、軽量のものではなさそう)
  5. ソフトシェル(詳細不明、撥水)
  6. GORE-TEXレインウェア
  7. Primaloftアウター(表面強撥水)

こんな感じ。パタゴニアだとキャプ3、R1、R3って感じのレイヤリング。ウインドシェルやソフトシェルは相当品なさそう。基本的に重くて丈夫っぽい。あと作りはそこまで丁寧ではなさそう。どれもレギュラーフィットっぽく、SとMはレギュラーサイズのみ、LとXLはロングあり。オーバーパンツだしサイズ感が分からないが、アメリカンサイズだし多少融通の利く幅をとってるだろうと思われたのでウエスト合わせならMだろう。実寸と思われる表記見ると明らかに丈が短め(75cmくらい)なんだけど、これはブーツに干渉しにくいようにってことなのか。でもここをLのロングにしたらブカブカコースが待っているのは確実、Mで小さかったとしても他の人に譲ればいいし、改めてLを注文することはできるのでMサイズに。
さて、23日の夜に支払いをして注文から時差があるからおよそ6日で到着、USPSのFirst Mailだったのでトラッキングは米国内のNYのUSPS局までだったが、あっちの飛行機出ればとりあえずほぼ安心。国内に着てしまえば郵便局はちゃんと働くしね。向こうの集配や転送でどこかに行くのは怖かった。
届いたの着てみたが、やっぱりウエストは緩く、長さは短かった。それなりに厚手のパンツの上からでも余裕がある。ジッパーはスムーズだし厚みは十分すぎるくらいで暖かいのは確実。ウエストはベルトで絞ることもできないので、これサスペンダー使うのが正解っぽいな。重さは900g弱とサイドジッパーもあるためかかなりの重さ。これまた圧縮してもシュラフ並みの大きさだ。ナイロン地は薄く柔らかいので、歩くときの支障は少ないが、厚みなりのもっさり感はある。とりあえずは12月の星見かなぁ。どこかでキャンプ行っておきたいけど。