戯術博

昨日のモーターショーでスマートモビリティの試乗コーナーのホンダの人に乗れるところないんですかと聞いて、あるときいた朝霞のイベントがこれ。二輪と四輪のR&Dセンター主催というか、その中の有志なのかな?研友会という組織の主催らしい。地図を見たら朝霞台から武蔵野線の高架沿いに進んだところらしい。川越街道から外れるからちょっと行きにくいかな。とはいえこれだけ近いところでやるイベントだし、大々的に告知してるわけではないので人は少ないだろうし、せっかくだからサクッと行ってみて時間がかかりそうなら見回って帰ればいいやという気分で行くことにした。久々にバイク乗るのも込みで。
と、バイクが動かないのが一番不安だったわけだが、案の定エンジンかからない。バッテリーが弱っててセルの周りが悪く、少し回るとすぐ止まるのが分かる。セルの力が足りないのもだけど、キャブのガソリンも少し劣化してて燃えにくくなっているなぁ。状態は把握できたので、とりあえずキャブのガソリン入れ替える意味でエンジン回して、バッテリーは走っているうちに少し電圧戻るだろうと期待。ポンと一発で押し掛けして、留めないことに注意しながら走り出した。しかし走行中にどうにも回転が安定しないというか不意に回転が落ちる。キャブのせいかと思っていたのだけどガス欠っぽい挙動。トリップ見ると180kmくらいなので全然残ってるはずなんだけど、事故以来給油していないので、倒して零したか、エンジンのテストとか諸々で減ったのかな。リザーブで行けるだろと切り替えて給油は帰りにすることにする。リザーブで50kmくらいは行けるはずだし。ナビも吹っ飛んでから取り付けていないので、うろ覚えの記憶で朝霞警察署の交差点から右に逸れて進み、不安を抱えつつも何とか目的地近くに。最後に入り口前で道路工事してて、高架下の駐輪場に停めるまでの数百メートルで15分くらいかかった。天気よかったのもあってラジエータファン回りっぱなしで足元が滅茶苦茶熱かった。まあ無事に到着してよかった。
到着したのは10時半。すでに結構な人が入ってた。関係者と近所の人って感じかなぁ。一目散に一番奥のテストコースのMC-βの試乗コーナーに。前に10人くらいで申込書記入してすぐ並んだ。免許証の確認はなかったわ。あと最初経ってたけど椅子が追加されてみんな座れる状態だった。親切だ。後ろの人とか話してる感じだと、ホンダの別部署の人とか遊びに来てるようだった。試乗車は1台だったけど、1周1分くらいで説明込みでも3分くらいで回っていたかな。よく考えたら免許必要な自動車運転するのは免許取ってから初めてかも。意外と何とかなるもんだと思ったが、さすがにアクセルとブレーキのタイミングがおっかなびっくり過ぎる。クリープというのかするすると動いちゃうし、加速もいいのでおっとっとって感じのブレーキに。曲がる時もこんなにハンドルぐるぐる回すんだっけ。車体の小ささと視界の良さからコーンにぶつかることもなく走れた。後部座席使えば結構荷物も積めるし、ちょっとした買い物とかに使うならこのくらいの車があれば十分だなぁ。面白くてちょっと欲しくなる。終わったころには並んでる人は倍以上になってたのでタイミングは良かったな。
あとはF1のシミュレータが混んでた。UNI-CUBも次の時間まで空いてたのでスルー。クレイモデルの体験とか子供ができるのが多かった印象。ミニバイクで色々な車種を再現しているのはなかなかの再現性で良かった。エコランの説明は熱心で面白かった。1時間ちょっとくらい見て回って、人もかなり増えてきたので帰ることに。
帰りはセル一発でエンジンがかかったので一安心。回転の不安定さもやはりガス欠が原因だったようで、給油したら16Lくらい入った。そしてタンクのガソリンが熱を吸収するから行きほどエンジン回りは熱くなかった。久々にバイク動かして問題なかったし、イベント自体も楽しめて有意義だった。バッテリーの充電はしよう。事故後に問題出ていないのでひとまずは大丈夫かな。一部ボルトは脱落したままなので買って固定しないと。