ふたご座流星群

ふたご座流星群の極大日ということなので見に行くことにした。安定して見られると評判だったし、今年は月が完全に見えないので期待できるとのこと。最初は暗い場所まで行く気が満々だったのだが、そこそこ暗ければ十分見られるとのことで、翌日仕事があるということもあり、遠出は諦めて近所の公園で見ることにした。近所の都立公園は一応周囲が樹木に囲まれているため、周りの光が視界に入りにくい。我が家でもある近くの団地を避けるのは必須なので。公園内と言っても真っ暗ではありえないので結構な数の街灯があり、それをさけるために陸上のトラックに入ると先客が結構いた。トラックの真ん中あたりにレジャーシートとダンボールを敷いて寝そべってみることにした。南側の高速道路の明かりが少し気になるし、開けているためか北側の空も光害が明らかにあるが、目が慣れれば北極星カシオペア座も何とか見える程度ではあった。天頂付近はかなり暗く、3等星くらいまでははっきりと見える。三脚とカメラをセットして、おおよそふたご座付近を10秒露出で連続撮影し続けるようにセットしておいた。放射点付近で見られるわけではないので、もっと離した位置にセットしても良かったかな。カメラをセットしてあとはただ寝そべって見ていた。流星をみるのは初めてだったので、どういう風に流れるのかよくわからなかったが、見始めていきなり木星より明るいくらいのが流れたので、大体の位置や流れ方が分かり、その後は安定して見られた。流れ方は点が動くように見えるものもあれば線のように見えるものもあり、速さも明るさも様々だった。結局1時間半くらい見ていたが、はっきりと見えたものでも20以上はあり、色々な流れ方のものを見られて良かった。さすがに寒すぎてきつくなったので帰宅。
帰ってデジカメの画像を確認したら多分最初に見えた明るいのだと思うけど、はっきり写っていたのが1枚あった。親はベランダで30分くらい見ていたが、それでも5個見えたと言っていた。これだけ簡単にたくさん見えるのは珍しいのかな? 毎年ここまでは話題にならないし。