Anker 5000DPIレーザープレシジョン・ゲーミングマウス

Anker 5000 DPIレーザープレシジョン・ゲーミングマウス オプティカル 11個のカスタマイズ可能なボタン

ゲーミングマウスを買おうと思い、安いのでとりあえずAnkerのものを選んだ。3種類あったが、これが一番中途半端な感じだった。2599円はロジクールの投げ売り時を下回るだろうから、とりあえず買うには悪くない。2999円のでも良かったけど、形状はこちらが好みだった。1999円のはちょっと眩しそうでやめておいた。楽天のアンカーダイレクトでかったが、Amazonから届いた、なんだこれ。楽天ポイントの期限があったので楽天で買ったけど、ポイント気にしないなら最初からAmazonでいいと思った。
左右のサイドの指置くあたりのラバーが良い感じ。ラバーコーティングではなく貼り付けてあるので耐久性もありそうだし、滑りにくいのもあるが触り心地も良い。親指位置の二つのボタンは押しやすい一般的な配置で良い。ダブルクリックに割り当てられている方は、間違って指を置いただけで反応しないようにか固い。少し力がいるのでもう少し軽くてもよかった。左右クリックは軽く。音もあまりうるさくはない。また左右ボタンの位置はラバーコーティングでしっとりとした感触。ただラバーコーティングは耐久性が不安だし、べたついてしまうと操作性に影響がありそう。手のひらが当たる部分はロゴの部分と段差があるが気になるほどではない。
おもりで重さを調整できるが、操作性はマウスパッドとの摩擦が大きく影響して、重さの影響はほぼ感じられなかった。重心を変える役には立ちそうだけど、意味があるとは思えないしなぁ。ソールの滑りはX3よりは少し重いかな。それでもスムーズに滑るが、プラの継ぎ目に当たる部分が少し引っかかることがある。ソールで上手く浮いている状態では引っかからないが、マウスパッドなしで布の上で操作してると引っかかる。エッジ処理とかプラの処理は少し甘いところもある。
布巻ケーブルで見た感じは良いが、固めでクセが付いている。また、端子が金メッキなのは酔いが端子そのものが大きいので横に並んでいるUSBポートでは隣接するものに干渉する場合があるかも。高級感はあるので差別化にはいいんじゃないかな、実用上はどうだかわからないけど。
ソフトの動作はプロファイルをゲームに合わせて自動的に切り替えたりできないのでプロファイルを複数保存できる意味はあまりない。LEDの切り替えって本当にLEDの色を切り替えるだけで、色に応じたプロファイルを呼び出せるわけではなさそう。プロファイル切り替えのボタンがあれば少しは違うと思う。DPIの切り替えはバーで設定するのとボタンで変更するのと変わりがない。ランプの位置に応じたDPIを個別設定できるわけではなかった。DPIは固定して、ボタンは別の機能を割り振った方が使いやすいかもしれない。キーの割り当てもできないキーが意外なほど多い。日本語関係のキーは無理っぽい。半角/全角の切り替えとか英数かな切り替え割り振れるといいのだけど、どうにも設定できなかった。マクロはちゃんと組めば便利なのかもしれないけど、自分の用途では今のところ不要。
マウスそのものの出来は値段の割にかなり良いと思う。ソフトも含めると少しずつ手が届かなくてもどかしいところはあるけど、これまでに買ったマウスの中ではずいぶんとマシな方。最近のロジクールのマウスは残念ながら買っていないので比較できないけど。G3マウスやMX610に比べると随分まともなので許せる。