日光白根山

ロープウェーでお手軽だし景色も良いと聞いたので行ってみることにした。場所も前に華厳の滝から吹割の滝を見に行ったときに通った道なのでわかるし。しかし調べると結構きついとか登山届を出すようにとか、ちゃんと準備しないとまずそうな気がしてきたので、モンベルの2日の野遊び保険に入って出かけた。
まず出かけたのが9時という時点でまずい。6時くらいには出たかったのだけど、出られる準備が整ったのが7時で、関越の8時過ぎの渋滞に完全に巻き込まれるのが分かったので遅らせることにした。おかげで引っかかったのは2kmくらいで問題なかった。ちょうど12時くらいに丸沼高原に到着した。時間ないからのんびり山頂にとどまる時間もないと思い、荷物をざっくりと入れ替えてカロリー補給のゼリーとドライフルーツ、スポーツドリンクだけでどうにか行動することにした。一応それ以外にもビスケットとか水1Lは持ってたけど、ストーブとかクッカーとかたぶん邪魔。そして中間着にフリース持っていくつもりが忘れてた。ウールシャツとシンプルガイド、ストレッチウインドジャケットにレインウェアしか持ってなかったけど、まあシンプルガイドでどうにかなった。保温性はそんなにないから心配した。
ロープウェーで上がり、12時半から登り始めた。子供連れとかは途中で抜いていったけど、山頂目指してるわけではなさそうだしなぁ。どうも山頂まで行こうとしている中では最後尾っぽかった。散策路は起伏そんなになかったのでさっさと抜けたものの、白根山の下の方は結構歩きにくい。高尾山よりも木の根に加えて岩が多い。あとアップダウンも激しい。ここまで急な坂はなかったと思うので。気温は高速走ってる途中からすでに下がってたけど、高原で20度ないくらいだったと思う。山中は涼しいけどハイペースに歩いてたのでウールシャツで汗かくくらい。地図見ながらだったけど、どこらへんなのかさっぱり分からないな。段々と木の生え方が変わってきて、霧がかかってきたあたりでもうすぐ森林限界らしいということは伝わってきた。すれ違う人にあとどのくらいですかとか前にまだ人いますかとか聞きながら歩いてた。森を抜けると岩と砂に風景がガラッと変わった。寒いのでシンプルガイド引っ張り出して着た。砂地が一番歩きにくくて思うように進まなかった。そのあとの岩場も結構高いところあって歩きにくかったけど。下りの方が怖かった。岩場に入るあたりで5分くらい前に登ってたグループがあったよと聞いたので頑張って追いついてみた。自分が最後尾じゃないと思うと安心感が違う。頂上に着いたのは14時20分くらいだったので1時間50分ってところかな。しかしガスで周りはほとんど見えず。五色沼さえもたまに見えるくらい。ガスのせいもあるけど暗くなってきたように感じたし、栄養補給にゼリー飲んで写真撮った後は下ることにした。しかし霧で案内板も見えずどこ歩いてるのかさっぱり分からなくなって焦る。通りがかった人に聞いたら五色沼の方だって言われた。戻る道を教えてもらって引き返した。ちょっと戻ったら案内板がうっすらと見えたので道に戻れた。本当に感謝です。砂地は下りも滑るので慎重に、岩場も段差大きいので足の置き場考えながら下ってたけど、右足の踏ん張りが利かなくなってきてて、結構尻もちついたり危うい感じ。休憩しなかったから疲労がたまってるのかなぁと思いながらもとりあえず森に入るまではと下っていった。森に入ってからペース落としてかなりゆっくり足を置いてたけど、かくっと膝が落ちることがあってきつかった。ストックあった方が下りは特に安心感ありそうだなぁ。途中からペースに余裕は出てきたので帰りは散策路の血の池地獄見てきた。それでロープウェー山頂駅に着いたのが15:45くらい。足湯に浸かってだらだらしてから下に降りた。
下に降りてから休憩して飯食って星空観賞のガイド聞いたけど、天気悪そうなのでロープウェーはあきらめた。帰り遅くなってしまうし。19時くらいに出て家にたどり着いたの22時過ぎだったので息とあまり変わらないか。帰りは道が空いているんだけど、暗くてスピード出すのが怖いのでちんたらと走ってた。ガソリンまだ大丈夫だよなぁと思ってたら300km過ぎたあたりで回転下がって慌ててリザーブに回してしのいだ。あと20kmくらいだったろうから結構ギリギリ。高速走行中の燃費がいまいち伸びない気がしてたけど、伏せてスクリーンで自分の体に風が当たらないようにするだけで速度変わってくるので、自分の抵抗で燃費10%くらい落としてるんじゃなかろうか。