アークテリクス スコーミッシュジャケット


シールドジャケットを手にしたものの、これはだめだってすぐに思ってしまったので、あらためてスコーミッシュかビティホーンあたりで探してみようと決断。サイズ感はMで良さそうな写真をいくつか見たのでMで探したところ、楽天で12312円。定価19000円+税なので40%オフなんだけど、今季のモデルは値下がりしてて定価16000円なのよね。まあ黒買うならいつでもいいんだけど、フードにあるAzulがジャケットにはなくて残念。今期モデルは明るい色しかないのでOxBloodとかいう濃い赤色のは悪くないと思った。確か2014SSモデル。次買うときはフードで16000円くらいにはなりそうなのでまた値下がりする頃に探してみよう。
さて、2014モデルなので現行と変わらず。数年前にモデルチェンジして少しコシのある生地になったとのこと。どちらかというと柔らかい生地だったころのが好みだったかも。リップストップのナイロンで伸縮性は斜め方向にわずかにある。平織り生地なのでモンベルのバイアスストレッチ見て分かる通り、ナイロン100%で繊維自体が伸びなくても生地としては伸びる構造ってことだろう。透けて見えるほどの薄さではなく、それなりにしっかりしていてまとわりついてくる感じもなく程よい。一応試着はしていたのでMサイズでぴったり。丈はもう少しあった方が好み。
ビティホーンを選ばなかった理由は袖のベルクロが固かったから。メス側も固くて角が刺さって痛そうだったのに対して、スコーミッシュのメス側は柔らかくて細め。そして半周はゴム入りで伸縮性があるのである程度ルーズに調整できる。ただメス側の毛が長いのと接着力が強すぎるのは難点、剥がす時に力がいるし毛が毟られたりテープ部分留めてる糸が切れそう。ドローコードやジッパーの動作も軽いのに、ここだけ必要な力が大きくてアンバランスな印象。
実際に使ってみて全然蒸れないし思ったくらいに風をちゃんと防いでくれるし撥水性も十分。柔らかくて肌触りも良く着心地が良い。襟の裏フリースも感じが良い。小さくなるのでライブ終わった後に羽織るように持ち歩いて、大汗かいてCap1を絞って湿った状態で着てみた。Cap1自体絞ればそんなに保水はしないのでぐっしょりというよりはうっすら湿った感じだったが、そのままでは着ていてはちょっと冷たいくらいの時に上から羽織ると風を防いでくれるので冷たさはほぼ感じず、しばらくたったらちゃんと体温で乾いて寒さも感じなかったので、望んでいた用途で使えそう。ポケットに収納したときも無理やり感はなくスルスルと収納出来てちゃんと小さくなるので良い。
追記。ちょっと風が吹いて寒いかもって時に羽織るにはとても良い。まあモンベルのULウインドジャケットでも変わらないのだけど。シャリシャリした感じはちょっと少なくて汗ばんだ時に張り付く感じ少なく着心地良いかな。ポケットに収納すると結構皺が寄るのでこれはナイロンのウインドブレーカの宿命だろう。着てれば伸びて目立たなくなる。