今月三度の御岳山

かぷちーのさんとつぶらさんが行きたいという話だったので、立て続けに行ってる御岳山周辺に行くことになった。軽装で行くかと思っていたのだけどザックを新調したので、慣らしのために荷物を多めに持つことにした。防寒着もしっかり積んで、クッカーに水も持ってザックの重さも合わせると10kg超えてたと思う。クッカー1kg、水2kg、雨具0.5kg、防寒着0.5kg、ストック2組1.2kg、食糧0.5kg、タオル着替え雑貨2kg、ペットボトル1.2kgってところかな、ざっくり。ザックが2kgちょっと。なので靴もCUZCOにハリソンの厚手ソックスと足元も固めに。家から駅まで歩くだけで疲れる重さだった。
新宿集合でホリデー快速ホリデー快速は途中から乗ってくる知人のためか場所取りしている爺婆が多すぎ。間違った方向にアクティブだよなぁ、高齢者は。次の駅まで結構あるし優先席が空いてたので譲るような人が乗ってきたら譲ろうと思って座ってたけど、わざわざ奥多摩方面に快速で行くんだからみんな行楽目的なんだろうな、席を譲るようなこともなく結局最後まで座ってた。
バス停がすごく混んでいて、コンビニ裏手まで行ってた。でもバスの増発出ていたらしくすぐに乗れたし、ケーブルカーも問題なく乗れた。ストレッチなどして出発。長尾平から七代の滝までの下りは思ったよりも急で昨日の雨のために滑りやすく、荷物も重かったのでいきなり疲れた。七代の滝で長めに休んだけど膝が笑ってた。七代の滝から天狗岩までの登りは階段で結構急な角度。先日下るのを諦めたところだったが、登ってみると10分かからないくらいで、行けば行けたなって程度。それでも足にはくる。
ロックガーデンから上高岩山への分岐は悪路注意って書かれていたが、予想を超えて悪かった。ちゃんと踏み跡よりはだいぶましな道になっていたものの、幅は狭く場所によっては落ちそうで、慣れていない人を連れていくには危なかった。道は鎖やロープを目印に迷わず行けるかな。2回ほど尾根らしいところに出て、見上げると山頂らしきものが樹の隙間から上に見えて先の長さに心が折れそうになった。少し平らだったり広いところに出るたびに小休止しつつ、集中を切らさないように登って行って、時間的には1時間程度で山頂に。展望台まで行くと人がいて、ちょっと話したり。僕らの前に同じ道を通ってた人がいたが、そもそも上高岩山が人少なく、ロックガーデンからの道は利用者はほぼいないらしい。帰りの芥場峠まで向かう途中もすれ違うことはなかったな、うん。展望台で昼食、おにぎりだけでは寂しいと思い、クッカーも持ってたのでカップラーメン食べた。暖かいものがあると少しは違う気がする。
ここからは帰り道できついところもないし、荷物も足取りも軽く下って行った。芥場峠から鍋割山分岐までがひたすら下りでちょっとだるいくらいか。もういい加減慣れたけどね。綾広の滝を見るためにいったん降りて、また戻って長尾平まで。序盤に疲れる代わりに帰りが楽なルートだったので、気分的には心地良かった。森の中が多かったので晴れて陽射し強かったけど、それほど暑く感じなかったし。帰りが快適だと途中の辛いところも終わってみればいい思い出だよね、などと思いつつももう少しルートの下調べはしないとだめだなと反省。一応かぷちーのさんとつぶらさんには楽しんでいただけた様子だったので良かった。もう行くもんかと思われてるかもしれないけど。
個人的には新しいザックは背負いやすくて足にはダメージあったけど上半身には疲労感も少なくて楽だった。これまでのザックよりも縦に長いものの後ろに引っ張られることがなく重心が体幹に近く安定していたのが良かったのだろう。容量的には半分くらいしか詰めてなかったので、重さはもう5kgくらい積めることになるんだろうか。歩き方考えないと足はきついだろうな。