化繊綿インサレーションのあれこれ

化繊綿の種類多すぎ、よくわからんって思い調べてみたのでメモ。
Primaloftが化繊綿の最初のメジャーな製品でダウンの代替品として米軍の要求で80年代に開発された。極細繊維で作られている、というか極細繊維であることが本質か。Primaloft Goldが現行の最高クラスで、以前はPrimaloft ONEという名称だった。化繊綿のベンチマーク的存在。Primaloft SilverとBlackもあるけどこちらは詳細不明。編み方の製品の差はGOLDやSILVERの中での製品の違いみたいだし。重量比の保温性で1ランク落ちるものという理解で良いのだろうか。Primaloft Silver Hi-Loftは割といろいろなところで使われている。製品ごとで狙いが違うので、価格差が繊維の差なのか判断できない。概ね軽量でより暖かさを求めるものは少なめのGOLDを入れていて、重量よりも絶対的な保温性を求めるものは多めのSILVERを入れている気もするが、表地の素材でも重さは変わるし、製品ごとの差がありすぎて定量化はできないなぁ。アウターでも使えるけど主にインナーで非常に薄いナイロン表地の300g以下のジャケットはGOLDと組み合わせている感じではある。逆にそこそこ厚手でアウター用途の500g以上あるものはSILVERや各社独自繊維のような。製品タグとアイコンを見た限りだとSilverとBlackにはDurable(耐久性)が付くのと、SilverとBlackの違いはPackable(収納性)がPackable and Light Weightになるくらいか。GoldもEcoがついてリサイクル繊維が多くなるとDurableが付いてPackableが消える。再生繊維でロフトのふくらみが悪くなるってことなのかな。なのでGold