京都観光

大阪のライブだけどいつものように夜行バスだったので京都で下りて観光。ギリギリで場所によっては紅葉に間に合うということだったので、行ったことのない北野天満宮から定番の北西部を回ることに。さすがに北野天満宮まではバスで。電車だと便の悪いところだし、歩くのには少し遠い。バスに乗ったのは久しぶりかもしれない。朝だったから急行の路線がなく、15分に一本だった。
北野天満宮はまだ紅葉に間に合っていて、もみじ苑は見頃とのことだったけど、開園が11時だったので諦めた。境内の何か所かは紅葉見られたし、むしろ梅が咲いていたりとそちらの方が珍しい? 人も少なくてゆっくり見ることができて良かった。梅の季節にも来てみたい。次は歩いて金閣寺に。途中の平野神社は見るにはパッとしない感じだった。桜が多かったので春に来たいところだけど、用途の春は桜の見どころが多いし、どうせ方面に迷うんだろうな。入り口に桜が咲いてたのは北野天満宮の梅と一緒で季節間違えたんだろうか。植物はシステマチックに咲くからなぁ。さて、歩いてさらに途中のわら天神。こちらはコノハナサクヤヒメを主祭神にしてるとのこと。小さな社の割には参拝者が結構いた。摂社としていくつか祭られていて、小さな境内の割にはぎっしりと詰め込まれた印象。
ようやくの金閣、さすがに人は多い。そして紅葉はほぼおしまい。ただ地面に落ちた紅葉が綺麗だった。掃除する人は大変だろうけどね。修学旅行生に外国人にと人はかなり多め。それでもシーズン中ほどではないのかな、時間ももう少し遅いともっと人が多い気がする。ぐるっと一回り、記憶より狭かった気がした。
そこから少し歩いての竜安寺。こっちはまだまだ紅葉が見ごろだった。人もなかなか多く、金閣にもいた制服の修学旅行生が目立つ。こちらもメジャーなところだから外国人も多かった。石庭にはあまり興味がないのだけど一応見てしまった。前に何度か来たときには寄っていないので、いつ以来だろうか。建物よりも紅葉とか木々を見た方が楽しめた。
さらに歩いて仁和寺。こちらはずいぶん前に御室桜を見に来て、時期を外した記憶が強い。ここのは遅咲きで時季外れなので、咲いたっていうのを見てから日帰りでこれだけ狙うくらいでないと見にくい。来年にでも日帰りで狙ってみるかな。ただ、他所の桜は終わってるから新緑の京都を歩く、見たいになっちゃうんだよね。それも悪くはないんだけど。境内は人も少なくてのんびりみられて良かった。工事中のエリアがあったのは残念だけど。
そこからさらに大覚寺の方に向かうか迷ったけど、今回は妙心寺の方に抜けることにした。最終目的地が大阪の関目だったのでどっちからでも京阪の駅に出たくて、太秦天神川から地下鉄で京阪三条経由で行こうとは思ってた。妙心寺は大きな寺の区画の中に小さな寺が立ち並ぶ町のような構造で、小さな寺は塔頭というようだ。それぞれは非公開のも多くて門を閉ざしていた。中央の法堂では大勢の坊さんが読経していて、何度か見た制服の高校生が並んで前までやってきていた。入り口の方にさらに多く高校生がいたし、何かのイベントごとだったのだろうか。見ていても邪魔っぽかったので退蔵院を見ることに。小さな庭だけど枯山水の庭が陰陽とあったり、紅葉も残っていたり、水琴窟や鹿威しもあったりと見どころが多くて、春は見事に咲くんだろう枝垂桜があって、また季節を変えて見に来たいと思わせる作りだった。抹茶を頼んでのんびり。
昼過ぎも過ぎたし歩いて太秦天神川から大阪方面に。今回の京都は紅葉には少しシーズンを外したものの、幾分かは見られたしのんびりできた。また春にでもと思ったけどうまい具合にイベントが被るかな。いや、イベントついでじゃなくて観光目的でもいいんだろうけどさ。