東京モーターショー2013 プレビューナイト

一般公開前日の夜間に人数限定のプレビューイベント。混雑しないでゆったり見られるというのを売りにしていたけど、開場時で5000人くらいかなぁ。
2時間半は非常に短くてゆっくりと見てはいられない。どこか集中して見るしかないと思う。僕はバイク関連とスマートモビリティくらいしか見られなかった。乗用車はともかく商用車は見たかった。
ホンダは特段面白いものはなかった。F6Cはあまり興味ないからなぁ。NC700のボアアップ版750シリーズは見た目には変化がなく面白みはない。VFR800のリニューアルが出るってことはVFR1200はよっぽど人気がないのだろうか。サイズ感も800の方が良かったように思う。新車ラインナップは豊富だけど今回はインパクトが弱かったかな。
ヤマハは本気が感じられた、危機感かもしれないが。毎回SRとSerrowくらいしかないのに、今回は発売予定のモデルが多数。ロードスポーツタイプの250ccは今更の登場。あと2年早ければって誰もが思ったと思う。ほとんどCBRとNinjaに流れた後で、これから買う人がどれだけいるだろうか。ツインなので差別化はできるかな。車格はかなり余裕が感じられる。海外では大きい方が人気らしい。3輪コミューターは来年には発売するとのこと。MTシリーズはスタイルはいいけど相変わらず国内販売は未定の模様。MT-03はかっこいいと思ったんだけどね、国内では出なかったし。ボルトのカスタマイズコンセプトはカフェレーサーっぽいスタイルでレトロ感がかっこよかった。あれなら売れそう。電動スポーツPES1、PED1の2モデルは共通フレームとパワーユニットにオンオフの差が出る足回りを差別化しているとのこと。既に実装可能な試作車は出ているので市販されるのだろうか。結構長々と説明員と話をしたけど、250はやっぱり今更だと思ってるらしい。
スズキはRecursionが面白い。でも近くで全身見られない展示だったのでちょっと残念。V-Stormの新モデルは本気が感じられる。パニアホルダー用のボルト穴は最初から用意されているし、オプションでの拡張を考えた作りになっている。ナックルガードやワイドスクリーンなど後から色々と出す代わりに標準状態はシンプルで安くとのこと。TRIGGERは良くわからん。あとはあまり変わり映えしなかった。
カワサキは珍しくやる気が感じられた。電動3輪のJはモデル展示だけど技術的には可能ってことらしい。まあ、実際に走ろうと思ったら法律的なものとかいろいろとあるだろうし。未来を感じさせる展示はいいね。あとNinjaやZもモデルチェンジが多数で良くなった。Ninja400は野暮ったい感じだったのがメリハリ利いたデザインになったように思う。カラーリングのせいもあるかな。Z1000はLEDヘッドライトらしい。フロントがすごく低くてキモいのが良い。
三菱ふそうのAeroQueenってバスはちょっとやばい感じの内装。リクライニング半端ないし、フットレストが2段になってたり、これ長時間乗ってもつかれる気がしない。夜行バスのコンフォートシートの3列独立とは比べるべくもないのだが、座席数考えると1万円オーバーになってしまうんだろうなぁ。Willerのエグゼクティブで大阪まで12000円なので、その倍はするかも。
スマートモビリティのコーナーは試乗は無理だろうなと。夜はもう終わってたけどね。国交省のITSスポットのところで話を聞いた。ITSスポットじゃなくて、GPSを代替するようなナビゲーションシステムはできないもんですかねと。道路の道標にビーコン埋め込んでどうにかなりそうな気はするんだけど。都内とか建造物、トンネルなど多いところはそういうシステムで、何もないようなところはGPSで対応できそうな気がするので、どうにかならないものかね。
部品関係も見たかったけど終了。やっぱり時間が短いね。全体を流して見るだけでも4時間くらいは必要だと思う。これから行くつもりの人はゆとりを持って移動した方が良いと思う。